パニック障害で夜が怖いあなたへ~苦痛を軽減させる方法~

救出の扉

こんにちは!虎丸娯丸です。

いつもブログを見ていただき、ありがとうございます。

 

 

最初に言っておきます。

今回は「パニック障害で夜が怖いあなたへ~苦痛を軽減させる方法~」というテーマでお送りしてしていくわけですが、この記事は、パニック障害で夜が怖いと感じている人に向けて書いています。

 

パニック障害であって、夜に恐怖を感じないというのであれば、なるべく余計な情報は入れるべきではないので、この記事は見ないほうが賢明です。

そういった人はパニック障害だった私が寛解のためにやったことなどの記事のほうを参考にしてみてください。

 

 

さて、話を戻します。

 

ここから先を読もうとしているあなたは、夜寝るときになると恐怖を感じていることかと思います。

耐え難い苦痛と恐怖に襲われ、とてもつらい思いをしているのではないでしょうか?

 

私自身も、パニック障害を克服はしたものの、ストレスが溜まりすぎると、またパニック障害だったあの頃のように、闇に引きずり込まれて息ができない感覚に陥ることが未だにあります。

私は今でこそ、そんな闇から自分を守る手段を体得し、ギリギリのところでパニック障害を回避することができていますが、寝るときに闇に引きずり込まれて息ができなくなるような感覚に陥ることは、今でも恐ろしいことだと思っています。

 

こんな恐ろしい体験をする度に、「私はパニック障害で苦しんでいたときに、この恐ろしい夜をどのように過ごしていただろうか」と思い返します。

 

きっと私と同じように、つらい思いをしながら、恐ろしい夜を死に物狂いでやり過ごしている人がたくさんいるのではないかと思います。

少しでもそんな人たちの苦痛を和らげることができればと、「パニック障害で夜が怖いあなたへ~苦痛を軽減させる方法~」というテーマで記事を書きました。

 

私が恐怖を感じたときに実践して、苦痛が和らいだ方法を紹介したいと思います。

 

パニック障害で夜が怖いときに実践してほしいこと

では、パニック障害で、夜寝るときに恐怖を抱いたときに、少しでも苦痛を和らげる方法を紹介します。

実際に私が試して苦痛を軽減させることができた方法なので、ぜひ実践してみてほしいと思います。

 

明かりをつける

夜が怖い原因として、「暗闇に恐怖を感じる」ということが1つに挙げられるのではないでしょうか。

 

暗闇が怖いなら、電気をつけてしまえ!!!

 

私もそうだったのですが、パニック障害で苦しんでる人っていうのは、強迫観念が強い人が多いのではないかと思います。

この場合を例に挙げてみると、「夜寝るときは電気を消さなければならない」と、そう思い込んでいる人も決して少なくないはずです。

 

でも、電気をつけて寝てはいけない理由はどこにあるでしょうか!

 

いや、ない!!!

 

そうは言っても、もしかすると、一緒に寝る人がいて、その人に迷惑がかかるかもしれないから、電気をつけられないという人もいるかもしれませんね。

 

そんな場合には、照明の一番薄暗い豆電球ってあるじゃないですか?

あの薄暗い豆電球だけをつけて眠るのでもいいと思います。

 

それも抵抗がある、もしくは薄暗い照明がついていないという人には、間接照明がオススメです。

機能的にも優れ、インテリアとしても使える、おもしろい照明を見つけたので紹介します。

 

ムーンライト 間接照明

無段階の明るさ調整機能がついているので、好きな明るさに微調整することができ、照明の色も暖色と冷色とに変えることができます。

オシャレなデザインなので、使わない昼間でもインテリアとして置いておけます。

 

LEDキャンドルライト

明るさ調整機能に加えて、キャンドルのような揺らぎ点灯・通常点灯の点灯モード選択ができます。

4時間と8時間のタイマー機能もついているので、寝てる間に消すことも可能です。

火を使わず安全な作りになっていますが、本物の蝋を使用しているので、本物のキャンドルのような雰囲気を味わえます。

 

手頃な値段で売っているので、部屋の電気をつけて寝ることに抵抗があるのならば、1つ手に入れてみてもいいのではないかと思います。

 

頭の位置を高くする

寝るときに、頭の位置が低いと息苦しく感じることはありませんか?

そんなときには、頭の位置を高くしてあげると、だいぶ呼吸が楽に感じます。

 

よく、病院に置いてあるような、スイッチ一つで頭が上がるタイプのベッドがあれば、一番いいのですが、そんな便利な機能のついたベッドで寝ている人はあまり多くないはずです。

 

でも、頭の位置をどうしてもあげたい!

 

そこでオススメするのが、腰から頭にかけて布団やタオルなどで傾斜を作り、頭の位置をあげる方法です。

ちょうど下の図のような感じになります。

※図の人間が全裸なのは気にしないでください(笑)

 

冗談はさておき、これは本当に不安が和らぐので、かなりオススメです。

 

私は薄い掛け布団を敷いて、頭の位置を高くしていました。

頭をあげると呼吸がしやすくなるのか、息苦しさが半減されたような気がして、眠りにつくときの恐怖が格段に減り、とても助かりました。

 

ぜひとも、試してみてください!

 

ヒーリング音楽をかける

ヒーリング音楽については、以前パニック障害だった私が寛解のためにやったことでも触れましたが、私は今でもヒーリング音楽を重宝しています。

最近では、ヒーリング音楽のCDがついた本やYouTubeなどでたくさんヒーリング音楽が出回っていて、気軽にヒーリング音楽を聞くことができます。

 

私は緊張状態で、なかなか眠りに就けない日々が続いていましたが、ヒーリング音楽を聞くことで、緊張が少し解けて呼吸が深くなり、眠りに就きやすくなりました。

 

自分がリラックスできるような音楽を見つけて聞くことで、自然と眠りに就くことができたり、質のいい睡眠をとれるようになるでしょう。

お気に入りの1曲を見つけてみましょう。

 

未来のことを考えるのをやめる

パニック障害にかかった人がやってしまいがちなことは、「あと何回この苦しみに耐えなければならないの?」「この先ずっとこの苦しみが続いたら私はどうなってしまうんだろう・・・もうこんなの嫌!」、寝るときであれば「朝まで眠れなかったらどうしよう・・・」という感じで、最悪の未来を考えて絶望することです。

 

パニック障害の症状に「予期不安」という症状があると言われているくらい、パニック障害にかかっている人の多くが、発作が起きてしまう未来を恐れて、とても強い不安感を持つものです。

 

ただでさえつらいのに、大きな不安のある未来を思い描いてしまえば、ますますつらくなってしまうのではないかと思います。

 

それだったら・・・

未来のことを何も考えなければいいのでは?

 

とは言っても、このような精神疾患は「気の持ちよう」で何とかなる病気ではないので、このような未来のことを何も考えない思考に持っていくこと自体が難しいかもしれませんね。

でも、徐々に「絶望だらけの未来」のイメージを自分の中から消していかなければなりません。

 

そのために、今の自分の状態・行動・感情を口に出してみるといいと思います。

今の自分について口に出せばいいだけなので、比較的簡単に実践できると思いますし、少しは気が紛れるはずです。

最悪の未来を考えないような思考を作っていくためのトレーニングにもなります。

 

ちなみに、私も今でもたまに夜が怖くなるときがありますが、そんなときはひたすら「おっぱいおっぱいおっぱい」と呟いています。

ちょっとふざけたことを言ってしまいましたが、これは別にただ単にふざけて言っているわけではなくて、好きなものひたすら呟き続けることで、気を紛らわせて未来に意識を向けないという意図があります。

 

どんな方法でもいいので、未来に意識を向けず今に集中する、あるいは無心になるということを頭に置いて、少しずつでいいので、思考を変えるトレーニングを続けることによって、夜が安心できるものに変わっていくでしょう。

 

時には寝るのを諦めて部屋中を徘徊

今までいろいろと紹介してきましたが、その日の自分のコンディションとか、環境によって、何を試しても本当にだめだ・・・というときって、あると思うんです。

 

そんなときには・・・

開き直って寝るのを諦める!

 

もちろん寝ることができれば一番いいのでしょうが、「寝なければならない」という強迫観念にとらわれ過ぎると、眠れないことに過度に強いストレスを感じてしまうでしょう。

そうすると余計に眠れなくなってしまい、さらにストレスが溜まってしまうという悪循環に陥ってしまうおそれがあります。

 

そんな悪循環に陥ってしまわないためにも、眠れないことに対してあまり深刻に考えすぎないほうがいいと思います。

 

私の場合は、眠れない日が続き、「全然眠れない、すべてがもうおしまいだ・・・いっそのこと死んでしまいたい」と傍から見るととても大げさに考えていました。

ですが、あるとき開き直ることにしました。

 

「眠れなくても死ぬわけじゃない!眠くなるまで起きていよう!」

 

そう思うことで、気が軽くなったのを今でも覚えています。

そんなふうに決心してから、私は少しずつですが、眠れるようになりました。

 

「寝なければ!でも眠れない!どうしよう!!!」と思い詰めるよりも、開き直って諦めるほうが、案外解決することもあります。

どうしても眠れないときには、潔く寝ることを諦めましょう。

 

あとがき

私がパニック障害になったとき、一番恐怖を感じた時間帯は夜でした。

そして、パニック障害を克服した今でも、たまに闇に引きずり込まれる感覚が戻ってくることがあり、恐怖を感じています。

 

ただ、その恐怖を払いのけるための方法を習得したおかげで、闇に引きずり込まれることなく、何とか大きな苦痛を感じずに夜を過ごすことができています。

 

今回は私が経験したような苦痛を味わっている人がたくさんいるのではないかと思い、自分が実践してみてよかったことを紹介させてもらいました。

少しでも、役立ててもらえれば嬉しいです。

 

不安と恐怖でいっぱいの夜を過ごしている人たが、少しでも安心感を手に入れられるように願っています。

 

今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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