薬なし食事療法!パニック障害にはトリプトファンを多く摂取せよ

パニック障害

こんにちは!虎丸娯丸です。

 

今回もパニック障害についての話ですが、おそらくパニック障害になって病院に行くと、薬を処方されると思います。

 

これは、体の中から強制的に今足りていない物質を補ったり、分泌しすぎている物質を抑えたりする役割を担っています。

 

ただ、中には「薬に頼りたくない」「そもそも病院に行くこと自体に強く抵抗がある」なんて人も少なからずいるはずです。

 

私もそうでした。

本当は薬に頼って早く楽になりたかった・・・

だけど、極度の人見知りで診察も嫌だったし、薬の副作用も怖かった・・・

そんな思いから病院にはなかなか行けずにいました。

 

 

でも、あるとき思いました。

薬と同じような効果のある食材を食べれば症状がやわらぐのでは・・・

 

ということで、パニック障害のときに食べたほうがいい食材を紹介したいと思います。

 

薬の効果とは?

パニック障害になると、主として「SSRI」という抗うつ剤が処方されます。

これは別名「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」という、セロトニンを増やすための薬です。

 

セロトニンとは、幸せな気分にしてくれる物質で、「幸せホルモン」と言われることもあります。

パニック障害の人は、脳内のホルモンバランスが崩れ、セロトニンが不足している傾向にあります。

 

セロトニンが不足すると、精神的に大打撃を受け、心身のバランスが大きく乱れてしまうため、パニック障害のような症状が出てしまう恐れがあります。

 

そこで、不足しているセロトニンを強制的に増やし、症状をやわらげるために薬を使うのです。

 

セロトニンについては、パニック障害だった私が寛解のためにやったこと でも少し触れていますので、ぜひそちらもご覧ください。

 

 セロトニンを意識した食事を

薬でセロトニンを増やしてパニック障害を改善していくのであれば・・・

 

セロトニンをたくさんつくるための食事をすればいいのでは?

 

セロトニンを作るためには、トリプトファンという栄養素が必要となります。

そのため、トリプトファンの多く含まれている食材を食べるようにするといいでしょう。

 

●トリプトファンの多い食材

・カツオ

・マグロ

・レバー

・肉

・大豆

・卵

・豆乳

・チーズ

など・・・

 

しかし、トリプトファンを体内に取り込むには、トリプトファンの多い食材だけを食べてもあまり効果は期待できません。

 

ビタミンBを一緒に摂る必要があります。

 

●ビタミンB6を多く含む食材

・にんにく

・カツオ

・アジ

・イワシ

・鮭

・マグロ

・バナナ

など・・・

 

避けた方がいいものは?

パニック障害の大敵は、血糖値の急激な上昇です。

以下の食品は体に悪い刺激を与え、血糖値を急激に上昇させてしまうものであるため、控えましょう。

 

・アルコール(※特に抗うつ剤を服用中の場合には危険なので絶対に飲んではいけません)

・コーヒー

・添加物の多い食品

など・・・

 

食べ方の注意

食べるときに意識してほしいことは2つあります。

 

よく噛むこと

野菜から食べること

 

噛むこともまたセロトニンを増やすのにとてもよいことだとされています。

 

パニック障害だと、食事の時間もなかなか落ち着いていられず、すぐに飲み込みたい衝動に駆られると思いますが、無理をしない程度によく噛んでから飲み込むことを意識するといいでしょう。

 

野菜から食べるというのは、急激な血糖値の上昇を抑える効果があります。

野菜→魚・肉→パン・ごはん類

のような順番で食べると、血糖値の上昇が緩やかになります。

 

ぜひ食べ方にも気をつけてみましょう。

 

まとめ

あたりまえのことになってしまいますが、食事は栄養のバランスを考えて摂ることが一番です。

 

今まで偏りがちな食事をしていたのであれば、少し野菜を増やしてみたり、ジャンクフードを減らしてみたりして、少しずつでもいいので、日々の食事を見直してみましょう。

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