虚無感

ー雑談ー

今年もまたこの時期がやってきてしまった。

そう、大晦日だ。

毎年、1年が終わり新たな年を迎える瞬間に、とても胸が苦しくなる。

なぜこんなにも心が締め付けられるのだろう。

その正体を私は知っている。

今年も何もできなかったという虚無感だ。

私はこの1年で何を得られただろうか。

どんな成長を遂げられただろうか。

どれだけ自分の力を注ぐことができただろうか。

私は何もできなかった。

私には何も残っていない。

とは言っても、本当に何もせずに1年を過ごしたわけではない。

その場限りの楽しいことはしてきた。

好きな人と食事に行ったし、友達とたくさんはしゃいだ。

大好きなアーティストのライブもたくさん行ったし、カラオケに行って気がすむまで目一杯歌った。

美味しいものだってたくさん食べたし、かわいい動物を見て癒された。

好きな本も読んだし、勉強だってした。

それでも、私には何も残っていない。

私の心はどうしてこんなにも空っぽなのだろう。

私は何を求めているのか。

富か、名声か、愛か・・・

本当にそれらを手に入れれば心は満たされるのだろうか。

いや、満たされないだろう。

私は私自身に深い嫌悪感を抱いているのだ。

私はこの1年という限られた時間を全力で生き抜くことができなかった。

私は私の人生を何も変えることができなった。

私はひどく臆病だ。

力を尽くしてみじめな思いをするのは嫌だ。

現実を見ると、それはあまりにもひどくて目を背けてしまう。

現実逃避でその場限りの快楽を得ようとするものの、結局心から幸せになることはなく、何もせずに無駄な時間ばかりを過ごしてしまった自分に強く苛立ちを覚える。

けれどもそれが止められなくて、繰り返して繰り返して繰り返しては、どんどんどんどん堕ちていく。

こんな自分にもううんざりだ。

こんな人生はもう懲り懲りだ。

それでも来年も再来年も、またこの胸の苦しみを味わうのだろう。

私は心のどこかで、劇的に自分を救ってくれる救世主が現れると期待しているのだ。

なんと滑稽な考えなのだろう。

自分の人生は自分で何とかしなければ、何も変わらないと気づいているはずなのに、私は気づかないふりをしている。

それに向き合った途端、人生の色が希望の色から絶望の色へと変わってしまうのを知っているから。

だから、これからも目を背けたまま生きて、深い苦しみを味わうのだろう。

いっそのこと、早く楽になってしまいたい。

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