「LGBTトイレ」と捻じ曲げて報道!メディアよ、本当にそれでいいのか?

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こんにちは!

虎丸娯丸です。

以前お話したように、私はレズビアンです。

セクシャルマイノリティーの中の一部に属するわけですが、当時者であるせいか、セクシャルマイノリティーに関するニュースには関心があります。

先日、ドン・キホーテが『MEGAドン・キホーテ渋谷本店』をオープンするとの発表がありました。

その中でも注目を集めたのが「ALL GENGER(オールジェンダー)トイレ」でした。

一方、多くのメディアでは、「ALL GENDERトイレ」を「LGBTトイレ」と直して報道しています。

私は、これを問題だと思います。

なぜ、問題なのでしょうか。

詳しく解説していきたいと思います。

「ALL GERNDER」と「LGBT」の違い

一見、「ALL GENDER」も「LGBT」も違いはないと思われがちですが、明らかな違いがあります。

「ALL GENDER」とは、あらゆるすべての性的指向、性自認を指します。

つまり、どんな人を好きになろうとも、どんな性別であろうとも、すべての人が当てはまるということです。

セクシャルマイノリティであっても、マジョリティであってもです。

一方、「LGBT」というのは、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの頭文字を取った言葉です。

その文字通り、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーだけを指します。

もう、違いを理解していただけたでしょうか。

「ALL GENDER」があらゆるすべての人を指しているのに対して、

「LGBT」はごく一部の人たちしか指しません。

イメージとしては下の図のような感じです。

これを踏まえて考えてみると、

「ALL GENDERトイレ」とは、あらゆるすべての人たちのためのトイレ。

「LGBTトイレ」はごく一部の人たちしか指しません。

まったく意味が変わってきてしまうんですね。

ドン・キホーテが目指しているもの

「ALL GENDERトイレ」の設置に関して、ドン・キホーテはこんなことを言っています。

お子さま連れやお身体の不自由なお客さまのほか、性的指向や性自認のいかんにかかわらず、どなたでもご利用いただけるトイレを店内に設置するなど、多様性を尊重する社会の実現に寄与するとともに、ダイバーシティ型のまちづくりに貢献します。

ドン・キホーテHPより

これは、どんなことを言っているのかというと、

どんな人でも使えるようなトイレを設置するよ!

どんな事情を抱えていてもみんなが使いやすいようなトイレを設置するよ!

ということです。

多様化してきている社会でどんな人でも不自由なく使えるトイレを設置し、様々な人たちにお店に来てもらいたい。

そんな思いで「ALL GENDERトイレ」を設置したのだと思います。

ですから、「LGBTトイレ」と言い換えてしまうのはナンセンスといえるでしょう。

メディアに向けて言いたい

メディアは、多くの対象に向けて情報を発信していくものです。

そのため、少しでもわかりやすく、そしてキャッチーな見出しで、簡潔に、とい言った感じで記事を作っていることかと思います。

今回も、「ALL GENDER」では伝わらない、

それだったらそれよりも認知度が高くなってきた「LGBT」という言葉を使おう!

きっとそう思ったことかと思います。

LGBTに優しい社会になってきた!

もっとLGBTに権利が認められるようになればいいな!

言おうとしていることはよくわかります。

しかし、事実はだいぶ違うものだと思います。

メディアの力はとても強力です。

一度報道してしまえば、大半の人は信じてしまうのです。

ですが、その報道が誤った情報ならどうでしょう。

真実は闇に消えてしまいかねません。

わかりやすい、キャッチーなもの、簡潔なもの、それはそれですばらしいと思います。

でも、メディアの根本にあるものは、真実を正確に伝えることではないでしょうか。

ここ最近では、メディアの誤報や横暴が目立ち、私の周りでも「メディアは信用ならない」という声が多く上がっています。

このような事態が続けば、メディアはいつか見向きもされないものとなってしまいかねません。

人々の信用を回復するためにも、人々の信用を失わないためにも、これからのメディアのありかたを再確認すべきではないでしょうか。

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