成人した私がレズビアンだと自覚したきっかけ

こんにちは!虎丸娯丸です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

私はレズビアンですが、実を言うと、物心ついたときから自分がレズビアンであることを自覚していたわけではありません。

私は成人してから初めて、自分がレズビアンであることに気づきました。

今回は、そんな私がレズビアンであることを自覚した経緯をお話ししたいと思います。

レズビアンだと自覚する前の私

今でこそ「自分はレズビアンだ!」と言っている私ですが、最初は自分がノンケだとばかり思っていました。

レズビアンにについて、テレビや噂話で聞いたことがあるものの、それは自分とは関係のない、どこか別の世界の話だと思っていたため、私がレズビアンであるなんて考えもしませんでした。

私は人があまり好きでないわりには、寂しがり屋な一面もあったので、常に恋人がほしいと思っていたのですが、恋愛対象は男性しかいないと思い込んでいたため、身近な男性を見ては「この人なら付き合えるかどうか」という考えを巡らせていました。

「この人なら、まあいいかもしれない」という男性が現れると、その人と付き合ったときの自分を一生懸命思い浮かべて、「自分はこの人のことが好きなんだ」と自分に暗示をかけ、恋に落ちたような状態になっていました。

そんなふうに無理矢理恋に落ちたような状態を作っていたため、すぐに「好き」という気持ちは冷めてしまいました。

2,3日持てばいいほうで、24時間も持たなかったことだってしばしば・・・という感じでした。

そんなことを繰り返すうちに、あることに気づきました。

恋をする自分に恋していただけだ・・・

私は高校生くらいになるまで、服装や髪型は男の子のようで、男勝りな性格でした。

「女の子らしさ」のようなものがほとんどなく、恋愛ともほど遠い人間でした。

ただ、「女の子らしい」女の子に憧れを持っていたので、私も恋をすれば、周りの女の子達のように「女の子」としていられるのではないかと期待していたのだと思います。

期待通り、恋愛のような体験を経て、少しずつ「女の子」に近づいている自分がたしかにいました。

でも、私が「女の子」としているために、男性は必ずしもいなければならないものではないと気づいてしまいました。

それに、その男性と一緒にいるよりも、女友達と一緒にいるほうが、はるかに楽しいということにも気づきました。

そのとき私はこう思いました。

私には恋愛はできないのかもしれない。

でも、女友達と一緒に過ごす時間はすごく楽しいから、別に彼氏がいなくたって楽しく生きていける!

こんなふうに思ったのが、私がレズビアンだと自覚する引き金だったのかもしれません。

でも、こんなことを思ってもなお、私はまだ自分がノンケだと思っていました。

レズビアンだと自覚したきっかけ

私は大学に入り、今までに出会ったことのないタイプの人や、今まで考えたこともないような価値観に触れ、世の中には本当にいろいろな人がいるということを、身を持って知りました。

それによって、私の世界は一気に広がりました。

そして、大学2年生のとき、父が亡くなりました。

私は、仕事に一生懸命で、家庭をとても大事にしている父のことを尊敬していました。

「この家に私の味方は父しかいない」と思っていたほど、私は父のことをとても慕っていました。

しかし、皮肉にも父が亡くなってから、私は自由を得ました。

父は少し私に対して過保護なところがあり、私は大幅に行動を制限されていました。

さらに父は固定観念が強く、自分の意見が正しいと思い込んで、自分と違う意見は認めないような人でした。

父が亡くなってから、行動範囲がグッと広がり、私は身も心も自由になりました。

それからというもの、今までの自分が本当の自分でないことに気づきました。

自分自身で抑え込んでいた自分がいたことに気づきました。

本当の自分というものが、少しずつ見えてきました。

大学3年生になって、家族についての授業をとることにしました。

その授業の中で、さまざまな家族の事例を知りました。

その中にはセクシャルマイノリティについての話もありました。

「家族のあり方に決まりはなく、さまざまである」ということを学び、私は深く考えさせられました。

今までの固定観念が一気に剥がれ落ちた気がしました。

「もし一生添い遂げる人ができたなら、子どもを産み、家庭を持たなければならない」と思っていた自分がいましたが、別にそんな必要はどこにもないのではないかと気づきました。

そんなときに、自分の価値観をガラリと変える出来事が起こりました。

大学でよく一緒に授業をとっていた女の子がいました。

私は内気な性格なので、あまり友達は多いほうではありませんでしたが、その女の子は私に積極的に声をかけてくれて、友達の輪に入れてくれました。

その子のおかげで私にもたくさん友達ができ、感謝でいっぱいでした。

私に積極的に話しかけて来てくれた女の子は、それからも私とたくさん関わろうとしてくれて、いつの間にか私はその子と一緒にいる時間が楽しくて仕方なくなっていました。

気づいたら、その女の子と授業が被る時間が待ち遠しくて、ドキドキしている自分がいました。

いつしか、「その女の子とずっと一緒にいたい」「抱きしめたい」「その子の一番になりたい」という気持ちで心がいっぱいになりました。

その女の子のことしか考えられなくなっていました。

私はその感情が何であるのか、薄々気づき始めました。

これが恋なのかもしれない・・・

もしかして、私はレズビアンなの・・・?

そんな疑念を心に抱え、ネットで「レズビアン」についていろいろと調べました。

調べているうちに疑念は確信へと変わっていきました。

私、実はレズビアンだったんだ・・・

最初は私の身に起きた状況がいまいち飲み込めませんでした。

だって、生まれてから約20年ノンケとして生きてきたんですから。

頭ではわかっていても、実感など湧きませんでした。

でも、思い返してみれば、女性に対して「あれは恋だった」と思う出来事がたくさんありました。

大好きな女友達の裸を見たいと思ったり、体に触れたいと思ったり、大好きな女の先輩の下着姿を見てドキドキしたり、独り占めしたいと思ったり、会えない日があるとどうしようもなく落ち着かない気持ちでいっぱいになってしまったり・・・

当時はまったく気づきませんでしたが、今思えばすべて恋でした。

人よりも長い年月がかかりましたが、こうして私はようやく、自分がレズビアンであることを自覚しました。

レズビアンだと自覚してから人生は大きく変わったかと言われれば、あまり大きな変化はなかった気がします。

ただ、小さなところでは確実に変化がありました。

この話は、また次回お話ししたいと思います。

レズビアンだと自覚した私の身に起きた変化とは一体・・・

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

次回もお付き合いいただけると嬉しいです(*´∀`*)ノ